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JISART
日本生殖補助医療標準化機関

JISARTはわが国の生殖補助医療の質向上とその水準維持を達成すべく結成された生殖補助医療専門実地医家の独自の団体です。

当院は、JISART(日本生殖補助医療標準化機構)のメンバーです。


当クリニックは2006年度のJISARTの認定審査に合格しました。(「認定審査」ついてはこちら


 



 これまでに紹介してきた方法で妊娠する可能性がなかったときには、次に体外受精が考えられます。例えば、卵管に回復が見込めないほどの損傷がある、子宮内膜症がある、男性の能力がかなり悪い、抗体形成のため不妊である、原因がみつからない、などの場合には、体外受精が試みられます。

 体外受精(IVF)とは、「試験管のなかでの受精」in vitro fertilizationを意味しますが、実際には試験管よりも高度な医僚機器が使用されています。子宮外で行われる受精であり、医療機器のなかで卵子と精子は出会い、受精後は細い管(カデーテル)によって子宮へ戻されます。


(1)第1段階では'性腺刺激ホルモン放出ホルモン作用薬(GnRHアゴニスト)で卵巣の正常な活動を停止させ、その後、FSHなどの性腺刺激ホルモンで卵胞を刺激します。1つだけではなく10個位までの卵子が1つの周期で成熟(過排卵といいます)するように商用量で使う点を除いて、使用する薬剤は普通の卵胞刺激のときと同じホルモンが用いられます。

 このように2段階に薬剤を組み合わせる利点は、まず過排卵の過程をうまくコントロールできることです。そして、排卵が早過ぎると採卵の機会を逃してしまうことがありますが、そのような好ましくないLHの急増を抑える点にあります。

 原料となるホルモンは、閉経した女性の尿からとっていました。外国では1995年に新しいFSH製剤(遺伝子組み換えFSH製剤)が登場し、高品質でいつも一定した品質の性腺刺激ホルモンが得られるようになりました。(日本では未承認)
LHの自然な産生をGnRHアゴニストでコントロールすることで、過排卵でできる高品質な卵子の数は増えます。
LHのレベルが高すぎると未熟排卵、卵子の質の低下、妊娠率の低下などの多くの問題が起きますが、女性の体内からのLH産生はGnRHアゴニストの投与によって抑えられます。
GnRHアゴニストは、治療周期中かなりの日数、1日数回の鼻から吸入、あるいは徐放性製剤の皮下注射のどちらかを行わなければなりません。


(2)もう1つのホルモンであるhCGを注射してから約36-38時間後、超音波で成熟しつつある卵胞が排卵しそうだと確認できれば、微細な針で卵胞から卵子を吸引して採取します。

(3)次に、培養液中に卵子と精子とを入れます。原則として、卵子と精子は24時間37℃でこの特別な液に保存されます。

(4)そのあと、受精が起こったかどうかを確認します。受精していれば(この時点までに胚を形成している)、受精卵を最大で3個、24時間後に子宮に移植します。これを胚移植といいます。





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